山梨県大月市。そこは電車通勤で気になっていたJR中央線大月行きの終点。
周辺の観光といえば甲斐の猿橋が有名で、近くには道の駅もあるので日帰りプランには充分。
さらにリニア見学センターというのを見つけたので、2歳になったばかりの娘を連れてリニアでGO!してきました。
今回は、山梨県立リニア見学センター「どきどきリニア館」は3時間遊べる室内テーマパークを紹介します。
もくじ
- リニア実物車両と車内の座席で記念写真
- アスレチック遊具のあるキッズルームと歴代のリニア模型
- 行列ができるミニリニアは全長20mの直線コース
- 発泡スチロールが浮く!高速で走る!超伝導コースター
- 山梨の町並みが舞台の大型ジオラマとリニア見学ラウンジ
リニア実物車両と車内の座席で記念写真
リニア見学センターのメインは「どきどきリニア館」。車両展示、ミニリニア、大型ジオラマなどがあります。
館内に入ると1Fの中央にどどーんとリニアの実物車両、時速581kmを記録したMLX01-2がお出迎え。
お子様限定で記念撮影用の小さい制服と帽子が用意されている。娘はバンザ~イのポーズでうれしさを表現。
左手のスロープを進むとリニアの側面に来ることができる。乗降口から車内に入れる!まさにどきどきリニア。
電車や新幹線と同じように座席があり、実際に座れてここでも記念撮影ができるようになっている。
座席後ろでは試験運転時のモニター映像が流れていた。リニアに取り付けられたカメラが時速500kmになる瞬間は臨場感たっぷり。
アスレチック遊具のあるキッズルームと歴代のリニア模型
子供連れの多いリニア見学センターには、本格的なキッズルームが完備されていました。
ロープネットのアスレチック遊具は子供心をくすぐるトンネル仕様。キッズルームはお父さんお母さんの休憩ポイントにも最適です。
キッズルームの横には歴代のリニア模型が1/50サイズで展示されています。1972年にイベント用に製作されたML100から、1996年から近年の実験車両として運転しているMLX01まで数台あります。
リニアの前方には浮上して走行するための超電導磁石が取り付けられていて、50年以上という研究の成果を知ることができます。
行列ができるミニリニアは全長20mの直線コース
2Fはリニアの仕組みを体験できるコーナーが満載。ミニリニアは行列が絶えません。
超電導リニアと同じ仕組みを体験できる人気コーナーです。磁石の力で進むことができる全長20mの直線コース。
1往復30~40秒であっという間ですが、ゆっくり加速するとふわっと風を感じるぐらいスピードがでます。
発泡スチロールが浮く!高速で走る!超伝導コースター
超伝導ラボでは数時間のペースで、超電導コースターを使用した浮上実験がおこなわれています。コースターの周りは人だかりになっていました。
超伝導体を内部に収納した発泡スチロールを液体窒素によって冷やし、磁石が敷き詰められたレールの上に置くと浮いてる状態になります。
さらにレールの上を滑らせると発泡スチロールはレールから落ちることなく高速で走ります。一回転も余裕でくるくる回ります。
山梨の町並みが舞台の大型ジオラマとリニア見学ラウンジ
3Fはリニアが走る未来と題して大型のジオラマが展示されています。リニア開通後の町並みが舞台になっていて電車が動きます。
リニアが停車する山梨県駅もあり、東京と名古屋方面からそれぞれリニアが交差する様子も見ることができました。
中央道を走る車にリニア試験線にかかる小形山架道橋も再現されています。撮影に夢中になってしまうほどリアルな模型です。
リニアの走行試験がおこなわれていれば、見学ラウンジから見ることができます。2019年現在、山梨リニア実験線は車両の入れ替えにより走行試験がありませんが、2020年夏以降の再開予定とのことです。
さいごに
いかがでしょうか。
リニア中央新幹線は研究から50年以上が経ち、まもなく2027年に品川~名古屋間が開業予定です。
どきどきリニア館はリニアの歴史から仕組みをわかりやすく知ることができて、子供から大人まで楽しめる施設でした。
特にミニリニアをはじめとする体験コーナーやジオラマなどの展示は時間を忘れるほどです。
名前 | 山梨県立リニア見学センター(やまなしけんりつりにあけんがくせんたー) |
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電話 | 0554-45-8121 |
住所 | 〒402-0006 山梨県都留市小形山2381 |
開園時間 | 9時00分~17時00分 |
入館料 | 大人 420円(未就学児は無料) |
休館日 | 毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始 |
駐車場 | 140台(無料) |
クチコミ評価 | Google 4.1 ★★★★★ (3,045件) |
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