那智勝浦で1、2位を争う人気宿「ホテル中の島」で絶景温泉を堪能

熊野三山、熊野古道などの世界遺産が観光客から人気のスポットとなっている和歌山県。

そんな旅の拠点におすすめなのが、那智勝浦の宿泊地です。ここは、熊野那智大社や那智の滝から車で約20分と、交通の便が良い場所にあります。

周辺には南紀勝浦温泉があり、勝浦漁港から水揚げされるまぐろが評判です。

今回は、世界遺産、温泉、まぐろの町、那智勝浦で1、2位を争う人気宿「ホテル中の島」で絶景温泉を堪能してきました。

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アドベンチャー感たっぷり、専用船でホテルへ

島までは唯一の交通手段、船で向かいます。乗り場までは、紀伊勝浦駅から歩いて10分ぐらいです。車の場合は、専用駐車場まで行くと丁寧に案内してくれます。

船は15分に1回のペースで、朝5時から夜23時まで運航しています。

いざ出航。16時代で10人ほどのお客さんが乗船していました。海を間近で見ながら、いい速度で進みます。船のモーター音もテンションがあがりますね。

入り口ではスタッフがお出迎えしてくれます。いよいよホテル中の島に潜入です。

受付を済ませて予約した1号館のお部屋へ案内されます。扉を開けるとオーシャンビュー、いい眺めです。ホテル中の島は、すべてのお部屋から海を望むことができます。

10畳の広々とした和室で、ゆったり過ごせます。客室からは先ほどの船が港へ向かう音が聞こえてきます。

ホテル中の島の客室は全部で139室、1号館から3号館とワンランク上の潮聞亭まで4つの建物があります。

お茶を飲んで一息ついたら、いよいよ温泉に向かいます。男性風呂は1階の露天風呂と2階の大浴場が内階段で繋がっていて、女性は別々の入り口です。

大浴場に入った瞬間、強い硫黄の匂いがします。ここからも海を望めますが、目的は露天風呂なので身体を洗い流したら早々に移動します。

まず、この景色が最高です。海が目の前に広がり、潮の満ち引きを感じぐらい近いです。奥には島の岸壁も見えます。

お湯の成分は、弱アルカリ性でピリピリと適度な刺激があります。温度もちょうど良いです。

湧き出る湯量が毎分560リットル、お湯の量が多いので常に循環していて新鮮です。湯元から離れて海側へ行くと、温度が低くなるのでゆっくり楽しめます。

夕食はレストラン海味彩（うみどり）へ。1号館からは反対側に位置していて3分ほどかかります。

レストラン会場は広々していて、ここでも海見ながら食事ができます。

すでにお刺身の盛り合わせ、サーモンカルパッチョ、あじの塩焼きのお魚三昧が準備されていました。お刺身のまぐろは、みずみずしくて新鮮です。

揚げたての天ぷらは、海老がぷりぷりで衣がサクサクです。茶碗蒸しなども運ばれてきます。

夕食メニューの中でイチオシなのは、鍋。この魚出汁の効いたスープが最高で、ご飯をちょっと入れて雑炊にするとたまりません。

もずく粥が名物らしく、セルフサービスで用意されていました。梅のトッピングのちょうどいい酸味がおすすめ。

最後は、締めのデザートをいただきました。

リーズナブルプランとはいえ品数、量ともに多くボリューム満点でした。

朝風呂で体を起こしたら7時から朝食バイキングへ。場所は夕食と同じレストラン海味彩です。

40種類以上のメニューから、ポテトサラダ、漬けまぐろ、筑前煮、焼き鮭、しらすなど好きな食べ物をプレートに入れていきます。

朝もお粥が置いてあり、紀州名物の茶がゆになっていました。

梅ちりめんを振り掛けると、味がしまって美味しい。

ホテル中の島には海釣り、夏場はプールなど遊べる施設がありますが、島をお散歩する山上遊歩道もおすすめ。大展望台までは、ゆっくり歩いて10分ぐらいです。

潮聞亭の屋上から外に出て、展望台までは450mあります。間違えても館内の履き物ではなく、靴を履いてきましょう。

道は遊歩道というだけあって、舗装されているので歩きやすいです。木が生い茂って海は見えませんが、島の自然を感じることができます。

緩やかな登り坂を進むと、ようやく海が見渡せる南展望台と足湯。さらに少し行くと大展望台があり、熊野灘を望むことができます。

ホテル中の島に泊まらないと見ることができない景色なので、ぜひ散策してみてください。

いかがでしたか。絶景温泉に海のグルメ、島ならではのレジャーも楽しめるホテル中の島は早めのチェックインがおすすめです。アクセスは南紀白浜空港から車で約2時間、クチコミも高評価なので安心して宿泊ができます。

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