無印良品の家のようなイメージにしたかったのでガルバリウム屋根を選びました。
また、屋根の角度は5.5寸勾配と急勾配域にすることで三角屋根を際立たせています。
軒の出も最小限にして、窓の家のシルエットに近づけることができました。
今回は、県民共済住宅で建てる5.5寸勾配のガルバリウム三角屋根を紹介します。
もくじ
県民共済住宅の標準瓦とガルバリウム屋根
県民共済住宅のメインの屋根材は瓦です。ショールームでは日本瓦から洋瓦まで様々な形や色の展示があります。
その後ろにポツンと置かれているのがニチハのガルバリウム鋼板の屋根材、横暖ルーフSです。(写真一番左)
県民共済住宅のガルバリウム屋根は主に3階建てで使うそうで、標準仕様の瓦をおすすめされました。
私たちもはじめは洋瓦で検討していましたが、スッキリした見た目にしたかったのでガルバリウム屋根を採用しました。
ガルバリウム屋根は瓦の1/10の重さと優れた断熱材
瓦は1枚約3kgの重さで、屋根に全体に並べると総重量は1tを超えます。なんと馬2頭分!
これは耐震性に少なからず影響しそうだなと思い、瓦の1/10の重さであるガルバリウム鋼板にしたのももう一つの理由です。
軽くて薄い!しかも硬質ウレタンフォームの断熱材がしっかり入っていて、耐熱・遮音性も優れています。
おまけに大工さんの手間もなく、施工が楽に進んでいたこともガルバリウム屋根にして良かったと思います。
三角屋根を際立たせる5.5寸勾配と最小限の軒
県民共済住宅は4寸勾配が標準ですが、スタイリッシュさを求めて最大角度の5.5寸勾配にしてもらいました。
また、日差しや雨から外壁を守る軒もデザイン優先して可能な限り浅く。軒の出は350mmとなっています。
軒の形状は勾配軒天を希望したのですが、設計士さんの意向で強度を考慮して水平軒天に。
水平軒天はぼってり感が心配だったのですが、雨樋との納まりも良くいい感じに仕上がりました。
さいごに
ニチハのガルバリウム屋根は硬質ウレタンフォームのおかげか、雨の音はまったく気になりません。
鋼板自体もコーティングのおかげで十数年は持つそうなので、メンテナンス性は十分ではないでしょうか。
なにより三角屋根は箱型の家との相性も良く、美しいシルエットが気に入っています。
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